舌の痛み

2022.02.21

前回は味覚障害を取り上げました。今回も、舌の話題を取り上げたいと思います。今回は舌の痛みです。「舌痛症」と呼ばれます。あるいは「口腔灼熱症候群」という名称もあります。


原因が特定されない1次性のものと、原因が明らかな2次性に区別されて議論されることが多いかと思います。

2次性舌痛症の原因としては、真菌であるカンジダによる舌炎、ビタミンB群の欠乏、鉄欠乏、唾液分泌が減少するシェーグレン症候群、歯科金属アレルギー、などがありますが、多くは原因がはっきりしない1次性舌痛症です。

 その治療法ですが、2次性の場合にはその原因に沿った治療が基本になります。例えば、鉄欠乏性貧血では鉄剤の補充になりますし、カンジダによる舌炎であれば抗真菌薬を用います。舌が痛いと言って来院される方の中には、癌が見つかる方もいます。一方、1次性舌痛症の場合には、その多くがストレスや心因性によるものと考えられており、漢方薬、抗不安薬、抗うつ薬、などがよく使用されます。痛みの発生には、中枢、すなわち脳の働きも大きく関わっているのです。ちなみに、「口腔灼熱症候群」は国際頭痛分類にも、「脳神経の有痛性病変およびその他の顔面痛」に属する1疾患として記載されています。

原因が特定されない1次性のものと、原因が明らかな2次性に区別されて議論されることが多いかと思います。

2次性舌痛症の原因としては、真菌であるカンジダによる舌炎、ビタミンB群の欠乏、鉄欠乏、唾液分泌が減少するシェーグレン症候群、歯科金属アレルギー、などがありますが、実際には原因がはっきりしない1次性舌痛症が多くを占めます。

 その治療法ですが、2次性の場合にはその原因に沿った治療が基本になります。例えば、鉄欠乏性貧血では鉄剤の補充になりますし、カンジダによる舌炎であれば抗真菌薬を用います。一方、1次性舌痛症の場合には、その多くがストレスや心因性によるものと考えられており、漢方薬、抗不安薬、抗うつ薬、などがよく使用されます。痛みの発生には、中枢、すなわち脳の働きも大きく関わっているのです。ちなみに、「口腔灼熱症候群」は国際頭痛分類にも、「脳神経の有痛性病変およびその他の顔面痛」に属する1疾患として記載されています。